レポート
2021.10.20
  • 空手道部
  • 大会結果報告

全九州大学空手道選手権大会において男子団体組手優勝、 男女形競技にてそれぞれ準優勝!

全九州大学空手道選手権大会において男子団体組手優勝、 男女形競技にてそれぞれ準優勝!

 令和3年10月17日(日)に九州産業大学(福岡県福岡市東区)で開催されました第70回全九州大学空手道選手権大会に本学空手道部が出場しました。4年生にとっては最後の九州大会、そして全日本大学選手権出場もかかった重要な試合であることから、選手はこの大会での四冠達成にむけて一年間技を磨き、日々鍛練を行って参りました。

 男子団体組手の1回戦はシード、2回戦は崇城大学に5-0で勝利、山場である準決勝では宮崎産業経営大学と対戦し、3-0で勝利しました。決勝戦では九州産業大学との対戦でした。先鋒の八頭司(国際観光学科3年)がチームを勢いづける勝利、ポイントが1対1となった後の中堅戦では、小部(国際観光学科2年)が鮮やかな上段蹴りを決め勝利し、あと1つで優勝という緊張感の中、副将の山村(国際観光学科1年)が、全九州大会初出場とは思えない落ち着きぶりで安定した試合運びの末、勝利を掴み取りました。本学男子団体組手競技の優勝は2年ぶり3回目の快挙となりました。

 女子団体組手の1回戦は西南学院大学に3-0で勝利、続く準決勝では強豪である九州産業大学との対戦でした。先鋒が敗れてしまい、後がない状況の中で次鋒が勝利しましたが、大将戦に惜しくも敗れてしまい第3位という結果でした。この敗退の悔しさを忘れずに、来年雪辱を晴らしてもらいたいと思います!

 団体形は指定形による予選、得意形による決勝で演武し勝敗を決めます。男女とも強豪校に勝利し、予選を通過、決勝戦進出となりましたが、残念ながら準優勝という結果でした。

 試合後の表彰式では、男子団体組手に出場した一ノ瀬 翔太(国際観光学科4年)、八頭司 恭仁(国際観光学科3年)、小部 翼(国際観光学科2年)、茶屋 伊織(国際観光学科年)、山村 拓司(国際観光学科1年)と、女子団体組手から徳久 葉月(国際観光学科2年)の計6名が優秀選手賞を受賞しました。

 男女団体組手および団体形は11月21日(日)に東京都で開催されます第65回全日本大学空手道選手権大会に出場予定です。
応援に駆けつけてくださいましたご父兄、後援会の皆さま、OGの皆さま応援ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。

大会後の選手のコメント

一ノ瀬 翔太(国際観光学科4年)

日頃より空手道部へのご支援・ご声援をいただき、ありがとうございます。
今回の全九州大学選手権では、男子団体組手で優勝という最高の結果を残すことができました。昨年の敗戦から、練習では声かけや団体としての戦い方に重点を置いて取り組みました。今回の優勝はチーム全員が仲間のために必死に戦い、繋いだ結果だと思います。私が主将就任時に目指していたチーム像と重なり、とても感極まりました。11月には全日本大学選手権があります。全日本で戦うためには、まだまだ力不足だと感じていますので、これから1ヶ月覚悟を決めて取り組んでいきたいと思います。
心強い仲間、そして、監督・コーチと出場することのできる最後の大会となりますので、チーム一丸となって戦い、全日本で長国大の名前を轟かせることができるように頑張ります。応援の程、よろしくお願い致します。

嘉数 守斗(国際観光学科4年)

目標であった四冠を達成することは出来ませんでしたが、今回の結果から全種目での全日本出場を決めることが出来ました。これまでの長い間、監督、コーチ陣、保護者のみなさま、チームメイトが一致団結して頑張ってきた結果だと思っております。
団体形は、悔しい思いをしましたが、今回の悔しさをバネにし、ラストの全日本大会に向けて、今後も精進したいと思います。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

平山 鈴菜(国際観光学科4年)

全九州大会を終えて、私は女子団体形の部で出場し、結果は準優勝で終わりました。全国大会への出場は決まったので今ほっとしていますが、まだまだ個々の改善すべき課題は多くあります。来月行われる全日本大会では最高の演武ができるように練習の質を高め、メンバーと切磋琢磨し合いながら優勝目指して頑張ります。

指導者コメント

山口将吾(コーチ)

昨年の全九州大会準決勝、主将として悔し涙を飲んでから一年、今年度からコーチとして就任し、はじめて監督席に着かせていただきました。目標としていた全九州四冠には届きませんでしたが、それぞれがやってきたことは充分に発揮してくれたと思います。
特に男子団体組手に関しては、ここ数年勝利できていなかった相手に完勝したことは選手たちにとっても自信になったと思いますし、チームにとっても非常に大きな勝利となりました。また、女子の団体組手に関しても3、4年生がいない中、次につながる試合をしてくれました。団体形に関しては、男女ともあと一歩のところで敗れてしまいましたが、全日本大学選手権に繋げることができたのでよかったと思います。
今回の結果に満足することなく、次の全日本学生にむけてさらにレベルアップしていきたいと思います。熱いご声援本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。